2022.6.20リエイトマガジン
BtoB企業におすすめの集客方法!コンテンツマーケティングへの取り組み方
BtoB企業で、コンテンツマーケティングに取り組む必要はあるのか?と悩んでいる企業もあるのではないでしょうか。
コンテンツマーケティングは、BtoB企業にとって、顧客の信頼を獲得し、ファンを構築することに最適なマーケティング手法の1つです。
今回は、BtoB企業が、コンテンツマーケティングに取り組むべき理由や事例をご紹介します。
BtoB企業がコンテンツマーケティングに取り組むべき理由とは?
コンテンツマーケティングとは、読者にとって価値のあるコンテンツを継続的に発信して、見込み顧客のニーズを育成し、最終的にはファンとして定着させることを目指すマーケティング手法です。
コンテンツマーケティングの一連の流れは、「価値のあるコンテンツの制作」「顧客からの認知度を上げ、顧客を育てる」「顧客をファン化する」これら3つの段階に分けることができます。
長期的なマーケティング手法にはなりますが、顧客のニーズを育てることで、熱狂的なファンを作ることができるのです。
コンテンツマーケティングに取り組むには、記事の作成やイベントの企画、プロモーションビデオの作成など色々な手法があり、会社の目的に合わせたコンテンツを選ぶことが、BtoB企業の効果的なマーケティングに繋がります。
コンテンツマーケティングは、BtoB企業のマーケティング手法として、大変相性が良くおすすめです。
コンテンツマーケティングに取り組む方法を簡単に紹介 68655192
近年では、コンテンツマーケティングを導入する企業は大幅に増えました。
Content Marketing Institute の調査によれば、アメリカのBtoB企業の9割以上は、なんらかの形でコンテンツマーケティングに取り組んでいます。
その反面、約半数の企業が十分な成果を実感できていません。
成果が出ない理由としては、コンテンツマーケティングの一連のプロセスをきちんと理解せずに、コンテンツの発信を行っているからです。
そのため、コンテンツマーケティングに取り組むのであれば、一連のプロセスを理解して、価値のあるコンテンツ制作することが重要です。
ここからは、コンテンツマーケティングに取り組む方法を、3つの重要な項目に分けてご紹介をしていきます。
重要項目1. ターゲット設定
コンテンツマーケティングでは「誰に、どんな状況で見てもらいたい情報であるか?」という軸を考え、ターゲットの設計を行うことが重要となります。
ターゲットの設定で必要となるのが「ペルソナ」と「カスタマージャーニー」です。
ペルソナとは、自社のサービスや情報を必要とする理想の顧客像のことを指します。
ペルソナを作る際は、人物像を事細かに設定(年齢、性別、職業、家族構成、趣味など)し、このペルソナを元にすることで企業の顧客像が明確になり、顧客が求めていることを考察することに役立ちます。
BtoB企業の場合、自社のサービスを導入するまでに複数人関わるため、ペルソナも複数人設定します。
カスタマージャーニーとは、設定したペルソナが自社のサービスを導入するまでの一連のプロセスをマップ化したものです。
カスタマージャーニーには、「どんな課題・ニーズがあるか」「どんな情報が必要か」などを記すことで、より具体的にペルソナの購買までのプロセスを落とし込むことができます。
重要項目2. コンテンツ作成
想定したペルソナのカスタマージャーニーに合ったコンテンツを作成することが、BtoBビジネスでの顧客獲得に繋がります。
企業が発信したいコンテンツと、顧客が求めている情報は必ずしも一致するわけではありません。
前述で踏まえたペルソナや、行動マップであるカスタマージャーニーを使用して、顧客が求めるニーズに対応するコンテンツを作成しましょう。
コンテンツ自体にも色々な種類があるため、メリット・デメリットを踏まえた上で、ターゲットに合ったコンテンツを選ぶことが重要となります。
重要項目3. 集客施策の設計
ターゲットに合わせたコンテンツの作成ができても、集客することができなければ意味がありません。
集客施策の設計で重要となるのは、SNS集客とSEO対策になります。
SNS集客では、一度シェアされると拡散される可能性があるため、広告費をかけずに集客することが可能です。
FacebookやTwitterだけでなく、ターゲットに合わせたSNSを駆使して情報発信を行いましょう。
SEO対策をきちんと行い検索結果の上位表示を狙うことで、能動的に調べている見込み顧客の目に留まり、顧客獲得へとつながります。
コンテンツマーケティングを取り入れて効率的な集客を
BtoB企業はコンテンツマーケティングを取り入れることで、メリットが多くあります。
しかし、ただコンテンツマーケティングをするのではなく、ターゲットを絞りマーケティングの一連の流れまで想定した上で、発信をしなければ顧客獲得には繋がりません。
ぜひ、BtoB企業の皆様は、自社のマーケティング手法の1つとして、コンテンツマーケティングを検討してみてはいかがでしょうか。