2022.5.10リエイトマガジン

リスティング広告ってなに?仕組みや費用を徹底解説

SEO対策やSNS運用など、WEB集客を強化する方法はいくつかあります。

中でも、即効性の高い集客方法として有名な方法がリスティング広告です。

今回は、リスティング広告とは何か、またどのような仕組みで広告を出稿できるのかについて解説していきますので、WEB集客を強化したい方は参考にしてみてください。

リスティング広告とは?

  • 検索連動型
  • ディスプレイ型

リスティング広告には上述2つの種類があります。

検索連動型のリスティング広告とは、GoogleやYahooといった検索エンジンで、ユーザーが検索した結果に連動して画面の上部や下部に表示される広告のことです。

検索連動型は、検索ボリュームがある商材や緊急性が高い課題解決型の商材、粗利が高い商材との相性が良く、健康食品や金融商品の広告によく使われます。

対して、ディスプレイ型のリスティング広告とは、一般的にはディスプレイ広告と呼ばれるもので、WEBサイトやアプリ、動画サイトなどに表示される、バナー画像や動画を利用した広告のことを指します。

ディスプレイ型は、衝動買いされやすい商材や、購入までの検討時間が長い商材との相性が特に良く、転職サイトの広告や自動車メーカーの広告などに使われることが多いです。

リスティング広告を出稿する手順

  1. アカウントの開設
  2. 広告構成の考案
  3. 広告の入稿
  4. 広告審査が通ったかどうかの確認
  5. 成果計測タグを設置
  6. 広告費の入金
  7. 配信

リスティング広告を出稿する際には、上述の通り7つの手順を踏む必要があります。

まず必要なのは「アカウントの開設」です。

リスティング広告には、大きくYahoo!広告Google広告との2種類があります。

それぞれのアカウントを所持していなければ広告を作成できませんので、まずはアカウントを開設してください。

アカウントが開設できれば、どのようなリスティング広告を出すのかについて考えましょう。

どんなユーザーに向けた広告なのか、自社にはどんな強みがあるのか、などを意識して考案することがポイントです。

構成がまとまれば実際に広告を入稿し、広告審査に通過するかどうかを待ちます。

広告のリンク先ページが間違えていたり、ルールに反した表現が広告文に入っていたりすると、審査に落ちてしまいますので注意が必要です。

広告審査に通過すれば、成果計測タグも設置するようにしてください。

成果計測タグを設置することで、リスティング広告経由で発生した成果を確認できます。

ここまで完了すれば、残すは広告費を入金して、配信を開始するだけです。

リスティング広告の仕組みについて

リスティング広告は、クリック課金方式という方法で費用が算出されるという仕組みです。

ここでは、掲載順位が決まる仕組みや、費用の仕組みについてご紹介します。

掲載順位

検索結果の上部には、3〜4つ程度のリスティング広告枠が用意され、広告ランク(オークションランク)の高い順に、リスティング広告が表示されます。

  • 入札単価×品質スコア(品質インデックス)

上述の計算式で広告ランクを求めることができ、広告主が設定する広告に支払える最大の金額・入札単価と、Google(Yahoo)が決定する広告の品質を表す品質スコア(品質インデックス)が、順位を決める重要な指標です。

入札単価を上げれば、簡単にリスティング広告の検索順位も上がりやすくなりますが、広告予算には上限があるはずなので、下記3つを意識して品質スコアを上げる努力をしましょう。

  • 広告の推定クリック率
  • 広告と検索の関連性
  • ランディングページの品質

「広告の推定クリック率」とは、過去に出稿した広告のクリック率や表示回数などに応じて表される指標です。

「広告と検索の関連性」とは、出稿する広告とユーザーとの検索内容に関連性があるかを示す指標で、ユーザーの検索意図に沿ったキーワードを選定できているかどうかなどによって決定されます。

「ランディングページの品質」とは、出稿するリスティング広告と、リスティング広告から誘導するランディングページとに関連性があるか、ランディングページの情報が正しいものか、使いやすいものかなどで表される指標です。

参考:広告の掲載順位とランクの仕組み – Google 広告 ヘルプ

費用

  • クリック数
  • 入札価格

リスティング広告の費用は、上述2つによって決まります。

リスティング広告の費用目安としては、1ヶ月に20万円〜50万円程度と見ておくと良いですが、商材次第では、目安よりも少ない費用で広告を出せる場合もあれば、もっと多くの費用が必要になる場合もあります。

というのも、入札価格の相場は、業界の規模やキーワードによって大きく変化する可能性があるためです。

業界の規模が大きければ、競合企業が広告費用にかける金額を高め、それに伴って平均費用も上昇するという場合が多くなります。

そのため、リスティング広告を出稿する際には、どのようなキーワードを使って広告を出稿するのかを丁寧に検討し、予算に幅を持たせて運用をすることが重要です。