リスティング広告とは？種類別に効果の高い商品をご紹介

企業経営者の方で、WEBサイトへの集客を向上させたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

WEB集客を増やすためには、SEO対策やSNS運用を行うことなど、数多くの方法があります。

中でも今回は、即効性の高いリスティング広告と、リスティング広告の種類についてご紹介します。

リスティング広告とはどんな広告？種類はいくつある？

GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索した際に、検索結果の上位に広告が表示されますよね。

リスティング広告とは、これらの広告のことを指します。

厳密に分けると、リスティング広告には2種類があり、「検索結果欄に表示される広告」と「WEBサイトの閲覧ページに表示される広告」とに分けることが可能です。

検索ページに表示されるものは「検索連動型」のリスティング広告で、WEBサイトの閲覧ページに表示されるものは「ディスプレイ型」のリスティング広告（ディスプレイ広告）です。

ここからは、この2種類のリスティング広告を詳しく解説するとともに、どのような商材と相性が良いのかについても解説していきます。

先述の通り、検索連動型のリスティング広告は、GoogleやYahooなどの検索エンジンにおいて、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことです。

ユーザーは「化粧品を買いたい」「ジムに通いたい」など、何らかの意図を持ってキーワードを検索するため、すでに商品やサービスに興味を持っているような顕在ユーザーへのアプローチには、検索連動型のリスティング広告が有効です。

その理由としては、検索連動型のリスティング広告では、自分で好きなキーワードを設定できるためです。

一例を挙げると、「ダイエット食品を買いたい」方は、「ダイエット食品おすすめ」などといったキーワードで検索することが想像できるかと思います。

このリスティング広告では、「ダイエット食品おすすめ」というキーワードで検索したユーザーにしか表示されないよう、リスティング広告を出稿できるため、「ダイエット食品を買いたい」という顕在ユーザーに直接的にアプローチができるのです。

この他、「クリック課金型で広告予算を調整しやすい」ことや、「クリック単価を自分で決められる」などといったメリットもあります。

検索連動型のリスティング広告に向いている商品・サービスは、大きく以下の3つです。

検索ボリュームがある商品・サービスとして代表的なのは、健康食品や金融商品などです。

このような商材を取り扱う場合、検索結果の上位には大手企業が連なり、WEBサイトへの集客が増えづらいため、検索連動型のリスティング広告で強制的に上位表示をさせることが有効です。

また、同様の意味合いで、緊急性が高い課題解決型の商品・サービスについても、検索連動型のリスティング広告で強制的に上位表示させることで、素早い集客が叶いやすくなります。

ディスプレイ型のリスティング広告（ディスプレイ広告）とは、WEBサイトの広告枠に表示されるテキスト形式やバナー（画像）形式の広告のことです。

分かりやすい例としては、Yahooのトップページ右側に表示される、バナー形式の広告があります。

検索連動型と同様にダイエット食品を用いて解説しますが、ディスプレイ広告は、ダイエット食品に興味がある方、ダイエット食品に興味のない方どちらにも表示される広告となり、潜在的なニーズを抱えているユーザーへのアプローチに有効です。

例えば、ダイエット食品には全く興味のないものの、少し肥満気味の男性がいるとしましょう。

ダイエット食品自体には興味がないため、「ダイエット食品おすすめ」と検索することはほとんどありませんよね。

しかし、ふとYahooを開いた時に、「-10kgを実現した人続出！」のようなテキストと、ビフォーアフターの画像が掲載された広告が目に入るとどうでしょうか。

少しでも肥満気味という認識があれば、ダイエット食品には興味なくても、広告を開く可能性は高いですよね。

このように、テキストや画像・動画を使うことで、視覚的に潜在ニーズを持つユーザーにアプローチできるのが、リスティング広告の特徴です。

この他、リターゲティング（リマーケティング）や、細かくターゲティングができるといったメリットも考えられます。

ディスプレイ広告には、以下2つの商品・サービスが適しています。

一例として、万民受けして衝動買いされるような商品を扱うECサイトなどと、ディスプレイ広告との相性は抜群です。

例えば、春は、入学や進学、就職などの季節です。

数多くの方の生活が変わるタイミングでもあるので、お祝いにもなる桜デザインを取り入れたお菓子のような商品は、ディスプレイ広告によって、数多くの集客を期待できるでしょう。